タマゴパックと100均毛糸で簡単!ゆらゆら揺れる手作り虫さん飾りの作り方
はじめに
手軽に入手できる材料で、ユニークな手作り遊びを楽しむアイデアをご紹介します。今回は、普段は捨ててしまうことの多いタマゴパックと、手芸コーナーでおなじみの毛糸を活用し、ゆらゆら揺れる可愛らしい虫さんの飾りを作ります。身近なものが素敵なアイテムに変わる、発見と創造の楽しみを体験できます。
用意するもの
- タマゴパック(紙製が加工しやすくおすすめです):1個
- 100円ショップなどで購入できる毛糸:数色
- はさみ
- セロハンテープまたは両面テープ、木工用ボンド
- 穴あけパンチ(またはキリなど、穴を開けられるもの)
- マーカーペン、色鉛筆、絵の具など(色付けや顔を描くため)
作り方
ステップ1:タマゴパックを切り分ける
タマゴパックは、卵が収まる丸い部分を一つずつ丁寧に切り離します。この丸い部分が虫さんの体のパーツになります。今回は、タマゴパックのくぼみ部分と、蓋側の出っ張り部分を両方使うことができます。それぞれの形を活かして、色々な種類の虫さんをイメージするのも楽しいでしょう。はさみを使う際は、手を切らないよう注意して作業を進めてください。
ステップ2:虫さんの体を作る
切り分けたタマゴパックのパーツに、マーカーペンや色鉛筆、絵の具などを使って色を塗ったり、模様を描いたりします。これが虫さんの体になります。赤いてんとう虫、緑色のイモムシ、カラフルなチョウなど、好きな虫さんを想像しながら自由に色付けしてください。顔を描き入れると、より個性豊かな虫さんになります。
ステップ3:吊り下げ用の穴を開ける
色付けが終わった虫さんの体の、吊り下げたい部分の上部に、穴あけパンチを使って2箇所穴を開けます。穴の間隔は、毛糸を通したときに安定してぶら下がるように、約1cm程度が良いでしょう。穴あけパンチがない場合は、キリなどを使って慎重に穴を開けてください。この作業は大人が行うか、安全に注意して supervised のもとで行ってください。
ステップ4:毛糸を通して結ぶ
穴を開けた部分に、毛糸を適当な長さ(約20cm〜30cm程度)に切って通します。通した毛糸の端同士を結び、輪っかを作ります。この輪っかをフックなどに引っ掛けて吊るします。毛糸の色を虫さんの体に合わせて選んだり、あえて違う色でアクセントにしたりするのも良いでしょう。
ステップ5:触角や足をつける
余った毛糸を短く切って、虫さんの触角や足に見立てて体の部分に貼り付けます。セロハンテープ、両面テープ、木工用ボンドなど、家にある接着剤を使って固定してください。毛糸の本数や長さを変えることで、色々な種類の虫さんらしさを表現できます。
ステップ6:飾り付けをする(任意)
お好みで、目のシールを貼ったり、ラメやスパンコールなどをボンドで貼り付けたりして、さらに飾り付けをすることもできます。これにより、世界に一つだけのオリジナル虫さん飾りを完成させることができます。
完成イメージと楽しみ方
完成した虫さんの飾りは、軽量なので窓辺やカーテンレール、天井など、様々な場所に手軽に吊り下げることができます。風や空気の流れでゆらゆらと優しく揺れる様子は、見ているだけで心が和みます。複数種類の虫さんを作り、長さの違う毛糸で吊り下げてモビールのように飾るのもおすすめです。部屋の一角が明るく楽しい空間に変わります。
コツとアレンジのヒント
- タマゴパックの選び方: 紙製のタマゴパックは絵の具やペンでの色付けがしやすいですが、プラスチック製の場合は、油性ペンを使うか、アクリル絵の具などで色付けできます。
- 毛糸以外の材料: 触角や足には、モールやビニール紐、細く切った画用紙なども活用できます。
- モビールにする: ハンガーや木の枝、針金などを土台にして、作った虫さん飾りを複数吊るせば、簡単にオリジナルモビールが完成します。
- 他の生き物にも挑戦: タマゴパックの形を活かして、金魚や鳥など、他の生き物を作るアレンジも可能です。
注意点
- はさみやキリなどの刃物、穴あけパンチを使用する際は、怪我をしないよう十分に注意してください。特に小さなお子様が作業する場合は、必ず大人が補助または代行してください。
- 小さなパーツ(シールなど)を使用した場合、小さなお子様の誤飲にご注意ください。
- 完成した飾りは燃えやすい素材(紙、毛糸など)を含みますので、火気の近くには置かないでください。
まとめ
タマゴパックと100円ショップの毛糸という、身近な材料を使った手作り虫さん飾りは、簡単に作れて飾る楽しさがあります。材料の意外な活用法を知るきっかけにもなり、低コストで創造的な時間を過ごすことができます。ぜひ様々な色や形の虫さんを作って、お部屋を彩ってみてください。