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100均洗濯バサミとダンボールで!指のように使える手作りマジックハンドの作り方

Tags: 手作りおもちゃ, 100均, ダンボール, 洗濯バサミ, 簡単工作

身近な材料でユニークな手作り遊び

家庭にある不用品や100円ショップで手軽に入手できる材料を活用して、工夫次第で様々な手作り遊びが生まれます。今回は、普段は洗濯物を挟むのに使う洗濯バサミを意外な方法で活用し、まるで自分の指が伸びたかのように物を掴める「マジックハンド」を手作りするアイデアを紹介します。簡単な仕組みで、小さなお子さんから大人まで楽しめるユニークなおもちゃです。

必要な材料

この手作りマジックハンドの作成には、主に以下の材料を使用します。ほとんどの材料は100円ショップやご家庭にあるもので揃えられます。

作り方

手作りマジックハンドの具体的な作り方をステップごとに説明します。安全に注意しながら作業を進めてください。

  1. マジックハンドのベース部分を切り出す
    • ダンボールを用意し、マジックハンドの「手のひら」にあたる部分の形を鉛筆などで下書きします。縦長の長方形を基本とし、先端に洗濯バサミを取り付けるための少し幅広の部分があると安定します。全体の長さは、操作部の割り箸やストローを含めて、掴みたい場所まで届く長さを考慮して調整します。
    • 下書きに沿ってカッターまたはハサミでダンボールを切り出します。厚みのあるダンボールはカッターを使う方が綺麗に切れますが、使用時は手を切らないように十分注意してください。
  2. 洗濯バサミを準備する
    • 使用する洗濯バサミを用意します。木製でもプラスチック製でも構いません。今回は洗濯バサミの開閉を利用するため、バネがしっかりしているものが適しています。
    • 洗濯バサミを分解する必要はありません。そのまま使用します。
  3. 洗濯バサミをベースに取り付ける
    • 切り出したダンボールのベースの先端部分に、洗濯バサミを「指」のように並べて配置します。洗濯バサミの「開く側」が手前(操作側)を向くように置きます。
    • 洗濯バサミの平らな部分(挟む側の根元あたり)をダンボールに固定します。セロハンテープまたは布テープを使って、洗濯バサミが動かないようにしっかりと固定します。木工用ボンドを併用するとより頑丈になりますが、乾くまで時間がかかります。
    • 洗濯バサミの間隔は、掴みたい物の大きさに合わせて調整してください。
  4. 操作部(割り箸など)を取り付ける
    • マジックハンドの「持ち手」兼「操作レバー」となる割り箸やストローを用意します。ベースの長さより少し長めに用意すると操作しやすくなります。
    • 洗濯バサミの「開く側」の端(輪ゴムで繋がっている部分の近く)と、割り箸またはストローの片側を繋げます。輪ゴムを使い、洗濯バサミの穴や隙間に通して割り箸などに引っ掛け、セロハンテープでしっかりと固定します。すべての洗濯バサミにそれぞれ割り箸などを連結させます。
    • 割り箸などを引っ張った時に洗濯バサミが「閉じる」ように、輪ゴムの取り付け方向と長さを調整してください。輪ゴムを短めにすると、少し引っ張るだけで開閉しやすくなります。
  5. 操作部をまとめる
    • 連結した複数の割り箸やストローがバラバラにならないよう、根元の方をまとめてセロハンテープで軽く固定します。これにより、一本のレバーを操作する感覚で複数の洗濯バサミを同時に動かしやすくなります。
  6. 完成と調整
    • すべての部品が固定できたら完成です。実際に割り箸などの操作部を引っ張ってみて、洗濯バサミが意図通りに開閉するか確認します。
    • もし動きが悪ければ、洗濯バサミの取り付け位置や角度、輪ゴムの付け方などを調整してください。

完成イメージと遊び方

完成した手作りマジックハンドは、ダンボールのベースに洗濯バサミが並び、後方の割り箸などを操作することで洗濯バサミが同時に開閉する仕組みになっています。まるで遠隔操作する「指」のようです。

このマジックハンドを使って、床に落ちた小さな物(お菓子や小さなおもちゃなど)を掴んでみたり、テーブルの上の物を移動させてみたりする遊びができます。おもちゃをいくつか置いて、マジックハンドで掴んでカゴに入れる競争をするなど、工夫次第で様々なゲームに発展させることが可能です。掴むというシンプルな動作に、遠隔操作の要素が加わることで新鮮な楽しさが生まれます。

コツとアレンジ

注意点

まとめ

100円ショップの洗濯バサミとご家庭にあるダンボールを組み合わせることで、簡単かつ安価にユニークなマジックハンドを作成できます。身近な材料の意外な活用法を知るきっかけにもなり、完成後も様々な遊び方で楽しむことができます。ぜひ試してみて、手作りの楽しさを体験してください。