ペットボトルと身近な材料で!ゆらゆら幻想的な手作りラバライト風オブジェ
ペットボトルと身近な材料で幻想的なオブジェを作る
特別な道具や高価な材料を使わず、家庭にあるものや100円ショップで手に入る材料で、視覚的に楽しめる手作りオブジェを作成します。今回は、ペットボトルと水、油、そして発泡入浴剤を組み合わせた、ゆらゆらと動く様子が幻想的なラバライト風オブジェの作り方をご紹介します。身近な材料の意外な組み合わせから生まれる不思議な動きを観察できます。
必要な材料
この手作りオブジェの作成には、以下の材料を使用します。ほとんどが家庭にあるものか、100円ショップで簡単に入手できます。
- 蓋つきの透明なペットボトル(350ml〜500ml程度が扱いやすいです)
- 水
- サラダ油(またはベビーオイルなど、水と混ざらない透明な油)
- 水溶性の着色料(食紅、水彩絵の具など)
- 発泡入浴剤(タブレットタイプ)
詳しい作り方
写真を見ているようなイメージで、一つ一つの手順を丁寧に進めます。
- ペットボトルの準備
- 使用するペットボトルは、中をきれいに洗い、しっかりと乾かしておきます。ラベルは剥がしておくと中身が見えやすくなります。
- 水を注ぎ、色をつける
- ペットボトルに水を全体の3分の1から半分程度注ぎます。
- 水に水溶性の着色料を少量加え、菜箸などで静かに混ぜて色をつけます。色の濃さはお好みで調整してください。
- 油を注ぐ
- 色をつけた水の層の上に、サラダ油を静かに注ぎ入れます。油は水と混ざりにくいため、ゆっくりと注ぐと層になりやすいです。油の量は、水の層より多くなるように、全体の3分の2から4分の3程度を目安にしてください。水と油が二層に分かれていることを確認します。
- 入浴剤の準備
- 発泡入浴剤を、ペットボトルの口に入るくらいの小さなかけらに割ります。一度にたくさんの泡が出るのを防ぐため、小さく割るのがポイントです。
- 入浴剤を入れる
- 割った入浴剤のかけらを、ペットボトルの中に静かに入れます。
- 蓋を閉める(または観察する)
- 入浴剤を入れるとすぐに泡が出始め、色つきの水が油の中を上昇したり下降したりする動きが始まります。この動きを観察する場合、蓋は閉めなくても大丈夫です。持ち運びたい場合や保管する場合は、泡立ちが落ち着いた後でしっかりと蓋を閉めてください。
完成イメージ
完成したラバライト風オブジェは、ペットボトルの中で色つきの液体が油の中をゆらゆらと上下する様子が見られます。入浴剤の泡が色つきの水を押し上げ、泡が消えると重くなった水が下に沈むという動きを繰り返します。光にかざしたり、暗い場所でLEDライトなどを下から当てると、より幻想的な雰囲気を楽しめます。
コツやアレンジのヒント
- 色の組み合わせを変える: 複数の色の水を作って試してみるのも面白いでしょう。ただし、ペットボトルに入れる際は一層ずつ慎重に行ってください。
- キラキラ素材を加える: 少量のラメやグリッターを水に混ぜておくと、光に反射してキラキラとした輝きが加わります。
- 入浴剤の量を調整する: 入れる入浴剤のかけらの大きさや数を変えることで、泡の発生量や動きの勢いを調整できます。
- 様々な容器で試す: ペットボトルだけでなく、ジャムの空き瓶など、透明で蓋ができる他の容器でも試すことができます。
注意点
- 使用する油は食用油でも問題ありませんが、万が一こぼれた場合に備え、新聞紙などを敷いて作業することをお勧めします。
- 入浴剤を入れた直後は、ペットボトルを振ったり傾けたりせず、静かに観察してください。勢いよく泡が出て中身が吹きこぼれる可能性があります。
- 作成したオブジェは飲用できません。特に小さなお子様がいる環境では、誤飲しないように注意が必要です。
- 長期間保管する場合、直射日光の当たる場所や高温になる場所に置くと、中身が変質する可能性があります。冷暗所に保管してください。
- 入浴剤の効果は時間とともに薄れます。繰り返し動きを楽しみたい場合は、再度入浴剤のかけらを追加してください。
まとめ
ペットボトルと身近な材料を組み合わせることで、簡単かつ安価に美しいラバライト風オブジェを作成できます。材料の性質の違いや、入浴剤の発泡による物理的な変化を視覚的に捉えることができ、手軽ながらも興味深い体験を提供します。手に入りやすい材料で、ぜひオリジナルの幻想的なオブジェ作りに挑戦してみてください。