ペットボトルと100均モールで簡単！手足が動く動物人形の作り方
はじめに
身近にある材料で、簡単かつユニークな手作り遊びを楽しむことができます。今回は、飲み終わったペットボトルと100円ショップで手軽に入手できるモールを活用し、手足が自由に動く可愛らしい動物人形を作る方法をご紹介します。特別な道具は不要で、どなたでも気軽に挑戦できるアイデアです。
必要な材料
- ペットボトル（500ml程度が扱いやすいでしょう）
- 100円ショップのカラーモール
- 100円ショップの動眼（お好みで。油性ペンで描いても構いません）
- ハサミ
- セロハンテープまたは両面テープ（必要に応じて）
- カッターナイフ（ペットボトルに穴を開ける場合。使用時は十分注意が必要です）
手足が動く動物人形の作り方
1. 材料の準備
ペットボトルはきれいに洗って乾かしておきます。ラベルは剥がしておくと良いでしょう。モールは、作りたい動物のイメージに合わせて色を選びます。手足、首、耳、しっぽなど、必要なパーツを想像し、それぞれに必要な長さにモールをカットしておきます。
2. 本体を作る
ペットボトルを人形の胴体として使用します。しっかりとした炭酸飲料用のペットボトルは安定感がありおすすめです。
3. モールで各パーツを作る
モールの特性を活かして、手足やその他のパーツを形作ります。 * 手足： 長めにカットしたモールを2本程度束ねてねじり、足や腕の形に曲げます。先端を丸める、あるいは少し折り返すと、尖った部分がなくなり安全です。 * 首や耳、しっぽ、角など： 短めにカットしたモールをねじって形を作ったり、輪にしたり、曲げたりします。
4. 本体にパーツを取り付ける
カットしたモール製のパーツをペットボトルに取り付けます。いくつかの方法があります。 * 巻き付ける： ペットボトルの首や胴体のくびれ部分などにモールを巻き付けて固定します。手足の付け根にモールを巻き付け、ぶら下がるようにすることも可能です。 * 差し込む（カッター使用）： ペットボトルの側面に、パーツを取り付けたい箇所のモールの太さに合わせて、カッターで小さな切り込み（＋字など）を入れます。そこにモールの先端を差し込み、内側で曲げて固定します。この方法はしっかりと固定できますが、カッターの使用は危険を伴いますので、必ず大人が行うようにしてください。 * テープで貼る： セロハンテープや両面テープで固定することもできます。特に動眼や小さな飾りを付ける際に便利です。
手足となるモールは、胴体に取り付けた後も自由に曲げたり伸ばしたりできるように、付け根を固定しつつ、先端側は可動域を持たせます。
5. 顔を作る
人形に表情をつけます。100円ショップの動眼を貼り付けると、ユニークな表情になります。両面テープなどでしっかりと固定してください。動眼がない場合は、油性ペンで目を描いても構いません。鼻や口、ヒゲなどもペンや細く切ったモールなどで表現できます。
6. 全体のバランスを調整する
すべてのパーツを取り付けたら、全体のバランスを見て、モールの形を調整したり、必要に応じてモールを追加したりします。手足のポーズを変えて、様々な姿勢をとらせてみましょう。
完成イメージと楽しみ方
完成した動物人形は、モールで作った手足が自由に動くため、様々なポーズをとらせて遊ぶことができます。立たせたり座らせたり、簡単な動きをつけたりして、人形劇のように楽しむことも可能です。複数の動物を作って並べ、オリジナルの動物園を作るのも面白いでしょう。ペットボトルの形や大きさ、モールの色を変えることで、全く異なる雰囲気の動物が生まれます。
コツとアレンジのヒント
- 様々な動物に挑戦： 基本的な作り方を応用すれば、犬、猫、うさぎ、キリンなど、様々な種類の動物を作ることができます。耳やしっぽの形、手足の長さなどを工夫してみてください。
- 装飾を加える： フェルトや布の切れ端で服を着せたり、毛糸で髪の毛やたてがみを作ったりと、他の材料を組み合わせることで、より個性豊かな人形になります。ボタンやビーズを飾りに使うのも良いでしょう。
- ペットボトル以外の容器で： 牛乳パックやその他の空き容器を胴体として使用することも可能です。容器の形に合わせて、ユニークな体型の動物を作ってみてください。
- モールの使い方を工夫： 細かい部分を表現したい場合は、モールを細く裂いたり、複数のモールを編んだりねじったりして太さを変えたりするのも効果的です。
注意点
- カッターナイフを使用する際は、必ず大人が責任を持って行い、怪我のないよう十分注意してください。
- モールの先端は切った後に鋭利になっていることがあります。取り付ける前や、遊ぶ前に、先端を折り返したり丸めたりする処理を丁寧に行ってください。
- 動眼など小さなパーツは、小さなお子様が誤って口に入れてしまわないよう、使用後は安全な場所に保管し、遊んでいる間も注意深く見守るようにしてください。
まとめ
ペットボトルと100円ショップのモールを使った動物人形作りは、身近な材料で気軽に始められる手作り遊びです。モールを曲げたりねじったりする作業は指先の運動にもなり、どのような動物を作るか想像しながら形にしていく過程は創造力を育みます。完成した人形の手足が動く様子を見るのは楽しく、作った後も様々な遊び方で楽しむことができます。安価で簡単に作れるこのアイデアを、ぜひ試してみてください。