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ペットボトルとダンボールで簡単!風の力で動かす手作りおもちゃの作り方

Tags: 手作りおもちゃ, ダンボール工作, ペットボトル活用, リサイクル, 簡単工作

はじめに

おうちで手軽に楽しめる手作り遊びのアイデアとして、身近な材料を活用した風の力で動かすおもちゃをご紹介します。特別な道具は必要なく、100円ショップで手に入るものや、ご家庭にある不要になったペットボトルやダンボールを使って簡単に製作できます。完成したおもちゃは、風の力を利用して軽いものを動かすユニークな遊びが可能です。

必要な材料

作り方

以下の手順に沿って製作を進めます。カッターナイフを使用する際は、刃の扱いに十分注意し、怪我のないように行ってください。

  1. ペットボトルの加工(ポンプ部分)

    • ペットボトルの底から約1/3程度の位置にカッターナイフで切り込みを入れます。その後、はさみを使って周囲を切り離します。今回は底側の部分を使用します。
    • 切り離したペットボトルの注ぎ口側に、ビニール袋をかぶせます。ビニール袋の口をペットボトルの外側に折り返し、輪ゴムでしっかりと固定します。ビニール袋がふくらむ側が底になります。これで、ポンプとして機能する部分が完成します。
  2. ダンボールの加工(土台と通路)

    • おもちゃの土台となるダンボールを準備します。適切なサイズにカットします。
    • 土台となるダンボールの上に、空気の通り道となる通路や迷路を設計します。細長く切ったダンボール片などを壁として使用し、接着剤で土台に貼り付けて固定します。
    • 土台の片側に、ペットボトルの注ぎ口が通るサイズの穴を開けます。ペットボトルの注ぎ口の直径に合わせてカッターナイフで慎重に切り抜きます。
  3. 組み立てと接続

    • 手順1で作成したペットボトルのポンプ部分を、手順2で開けた土台の穴に差し込みます。
    • ペットボトルの注ぎ口とダンボールの穴の隙間を、セロハンテープやガムテープを使ってしっかりと塞ぎます。空気が漏れないように、テープで密閉することが重要です。
    • 必要に応じて、ストローを使って空気の出口(ノズル)を作成します。ストローを適切な長さにカットし、ダンボールの通路の終わりに接続するか、ペットボトルの注ぎ口に直接差し込むなどの方法があります。ストローとダンボールの接続部もテープで隙間なく固定します。
  4. 対象物の準備

    • 風の力で動かすための軽い対象物を用意します。小さく丸めたティッシュペーパー、発泡スチロールの粒、フェルトの切れ端などが適しています。

完成イメージと遊び方

完成したおもちゃは、ペットボトルのビニール袋側を下にして平らな場所に置きます。ダンボールの通路のスタート地点付近に、準備した対象物を置きます。ペットボトルのビニール袋部分を上から軽く押すと、中の空気がダンボールの通路を通って吹き出し、対象物を動かすことができます。通路を進ませたり、特定の場所まで運んだりする遊びが楽しめます。

コツとアレンジのヒント

注意点

まとめ

ペットボトルとダンボールという身近な材料を使い、風の力で遊ぶユニークなおもちゃを手軽に製作できます。簡単な構造ながら、空気圧の原理を体験しながら遊ぶことができるため、作る過程も完成後も楽しめます。ご家庭にあるもので安価に実現できる手作りアイデアとして、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。