100均輪ゴムとトイレットペーパーの芯で簡単！手作りロケットの作り方
おうち時間を活用して、手軽にユニークな手作りを楽しみたいとお考えの方へ。今回は、家庭で出る不用品であるトイレットペーパーの芯と、100円ショップでも入手できる輪ゴムなどを活用した、飛ばして遊べる手作りロケットのアイデアをご紹介します。複雑な工程は不要で、身近な材料だけで完成するため、気軽に挑戦いただけます。
手作りロケットの概要
この手作りロケットは、トイレットペーパーの芯を本体に、輪ゴムの弾性を利用して飛ばす仕組みです。特別な道具や難しい技術は一切使いません。材料の組み合わせ方を工夫することで、意外な推進力が生まれます。完成後は、屋外などの広い場所で飛ばして遊ぶことができます。
必要な材料
ご家庭にあるものや、100円ショップで手軽に揃えられるものを使用します。
- トイレットペーパーの芯：1本（ロケット本体になります）
- 輪ゴム：2本程度（発射の動力源となります）
- 紙：適量（ロケットの先端と尾翼に使用します。折り紙、画用紙、不要な紙など）
- セロハンテープまたは木工用ボンド：適量（各パーツの接着に使用します）
- はさみ：1本
- ペンや色鉛筆：お好みで（本体の装飾に使用します）
- 割り箸または竹串：1本（輪ゴムを引っ掛ける部分に使用します）
手作りロケットの詳しい作り方
ここでは、材料を切ったり貼ったりする基本的な工程を順を追って説明します。特別な工具は使用しませんので、落ち着いて作業を進めてください。
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ロケット本体を準備する
- トイレットペーパーの芯に、お好みの色や模様の紙を貼り付けたり、直接ペンで絵を描いたりして装飾します。これでロケットの胴体部分が完成します。
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先端のコーンを作る
- 紙を円形に切ります。大きさは、トイレットペーパーの芯の直径より少し大きめが良いでしょう。
- 切った円に中心から放射状に切り込みを1本入れます。
- 切り込みの片側を重ねるようにして、円錐形に丸めます。
- 形が崩れないように、重ねた部分をセロハンテープで固定します。
- 完成したコーンを、トイレットペーパーの芯の上端にセロハンテープまたはボンドでしっかりと固定します。
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尾翼を作る
- 紙に三角形や台形など、お好みの形の尾翼を2枚または3枚描いて切り出します。シンプルな三角形が作りやすいでしょう。
- 切り出した尾翼を、ロケット本体（トイレットペーパーの芯）の下端の側面に、セロハンテープまたはボンドで均等な間隔で貼り付けます。尾翼があることで、ロケットが安定して飛びやすくなります。
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輪ゴムを引っ掛ける部分を作る
- 割り箸または竹串を、トイレットペーパーの芯の長さよりも少し短く折るか切ります。
- この割り箸（または竹串）を、ロケット本体の下端の内側に、セロハンテープでしっかりと固定します。割り箸が芯の端から少しだけはみ出すように位置を調整してください。このはみ出した部分に輪ゴムを引っ掛けます。
- 別の方法として、トイレットペーパーの芯の下端の両側に小さな切り込みを入れ、そこに輪ゴムの端を引っ掛けることもできます。ただし、この方法は輪ゴムが外れやすい場合がありますので、割り箸を使用する方が安定します。今回は割り箸を使用する方法で説明を進めます。
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発射機構をセットする
- 用意した輪ゴム1本を、ロケット本体に固定した割り箸のはみ出した部分に引っ掛けます。
- もう1本の輪ゴムを、最初の輪ゴムに結びつけて長くします。または、2本の輪ゴムを繋げて1本の長い輪ゴムとします。この長い輪ゴムの片方の端を、割り箸に引っ掛けた輪ゴムのもう片方の輪に繋げます。
- これでロケット本体に輪ゴムが繋がった状態になります。長い輪ゴムの繋がっていない方の端を持って、ロケットを飛ばします。
完成イメージと遊び方
完成したロケットは、トイレットペーパーの芯の形をしたシンプルなデザインです。紙の色や装飾によって、オリジナリティあふれる見た目になります。先端のコーンと尾翼が付いており、ロケットらしい形をしています。
遊び方は簡単です。 1. ロケット本体を持ちます。 2. 長い輪ゴムの繋がっていない方の端を、片方の手でしっかりと持ちます。 3. もう片方の手でロケット本体を持ち、輪ゴムを引っ張るようにロケットを後方に引きます。 4. 狙いを定めて、ロケットを持っている方の手を離すと、輪ゴムの力でロケットが前方に飛び出します。
コツとアレンジのヒント
- 飛距離を調整する: 引っ張る輪ゴムの強さや、輪ゴムを二重にすることで飛距離が変わります。ただし、強く引っ張りすぎると材料が破損する可能性がありますのでご注意ください。
- 尾翼の形を変える: 尾翼の形や大きさを変えると、飛び方が変わることがあります。様々な形を試して、一番よく飛ぶ形を探すのも面白いでしょう。
- 本体を補強する: 厚紙や別のトイレットペーパーの芯を重ねて本体を補強すると、より丈夫なロケットになります。
- 装飾を工夫する: ラメ入りのペンを使ったり、シールを貼ったりして、自分だけのロケットに飾り付けましょう。
注意点
- 完成したロケットは、人や動物、壊れやすいものに向けて飛ばさないでください。思わぬ事故につながる可能性があります。
- 狭い室内で飛ばすと、壁や家具に当たってロケットや周囲のものを傷める可能性があります。屋外などの広い場所で遊ぶことを推奨します。
- 小さなパーツを使用する場合は、誤飲にご注意ください。特に小さなお子様が遊ぶ際は、保護者の方が目を離さないようにしてください。
- はさみを使用する際は、手を切らないように注意して作業してください。
まとめ
トイレットペーパーの芯と輪ゴムという身近な材料で、簡単に作れて遊べる手作りロケットをご紹介しました。材料の意外な組み合わせや、シンプルな仕組みで物が動く面白さを体験できるアイデアです。作る過程も楽しく、完成後も飛ばして遊ぶことができます。ぜひ、ご家庭にあるものを活用して、オリジナルのロケット作りに挑戦してみてください。