空き容器とダンボールで簡単!オリジナルミニゴルフコースの作り方
はじめに
おうちで手軽に楽しめる遊びとして、手作りのミニゴルフはいかがでしょうか。特別な材料はほとんど必要ありません。ヨーグルトの空き容器やペットボトル、そして不要になったダンボールなどを活用することで、自分だけのオリジナルコースを作ることができます。この記事では、身近な材料で簡単に作れるミニゴルフコースの作り方をご紹介します。
必要な材料
手作りミニゴルフコースに必要な主な材料は以下の通りです。これらは100円ショップやご家庭にあるもので揃えられます。
- コースの土台:
- ダンボール(大きめの平らなもの)
- カップ:
- ヨーグルトカップやプリンカップなどの空き容器(口の広いものが扱いやすいです)
- ペットボトル(切り取って使用します)
- ボール:
- ビー玉、スーパーボール、ゴルフボール(小さなものなら何でも代用可能です)
- クラブ(棒):
- ラップの芯、新聞紙を丸めた棒、割り箸を複数本束ねたものなど(ボールを転がせる程度の長さと硬さがあるもの)
- その他:
- ハサミまたはカッターナイフ(ダンボールや容器を切る際に使用します)
- 粘着テープ(布テープ、養生テープなどがしっかり固定できて便利です)
- のりまたは木工用ボンド
- マーカー、色鉛筆、絵の具など(コースを装飾する場合)
- トイレットペーパーの芯、空き箱、折り紙など(障害物や装飾用)
作り方
ここからは、ミニゴルフコースの具体的な作り方をステップごとに説明します。
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コースの土台を作る
- ダンボールを広げ、コース全体の大きさとなるように不要な部分をカットします。長方形やL字型など、作りたいコースの形に合わせて調整してください。複数枚のダンボールをテープで貼り合わせることで、大きなコースを作ることも可能です。
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カップを作る
- ゴールとなるカップを作ります。ヨーグルトカップなどの空き容器を使用する場合、逆さまにしてダンボールに固定できるように、側面に切り込みを入れたり、口の部分にテープを貼るための「耳」を作ったりします。
- ペットボトルを使用する場合は、底から数センチのところで切り取り、カップとして利用します。
- カップはダンボールにしっかりと固定できるよう、底や側面に粘着テープを貼る部分を確保しておきます。
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障害物を作る
- コースに変化をつけるための障害物を作ります。
- トイレットペーパーの芯を立てて並べたり、半分に切った芯をトンネルのように置いたりします。
- 小さめの空き箱を斜めに設置して壁にしたり、ダンボールの切れ端で坂道を作ったりすることも可能です。
- 障害物も後ほどコース土台に固定するため、設置方法を考慮しながら形を整えます。
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コースの配置と固定
- コース土台となるダンボールの上に、カップと障害物を仮置きし、コースのレイアウトを考えます。ビー玉がスムーズに転がるか、障害物はうまく機能するかなどを試しながら配置を決めます。
- 配置が決まったら、粘着テープやのり、ボンドなどを使って、カップや障害物を土台にしっかりと固定します。特にカップは、ビー玉が入った際に動かないように頑丈に固定することが重要です。
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装飾をする
- マーカーや色鉛筆、絵の具などを使って、コースに色を塗ったり、絵を描いたりして装飾します。芝生や砂地、池などをイメージして描き込むことで、よりオリジナリティあふれるコースになります。
- 折り紙や布の切れ端などを貼るのも良いでしょう。
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スタート地点を作る
- コースの始まりを示すスタート地点を決めます。マーカーで印をつけるだけでも十分です。
完成イメージ
これらの工程を経て、世界に一つだけのミニゴルフコースが完成します。シンプルな直線コースから、障害物がたくさん配置された複雑なコースまで、工夫次第で様々なコースを作ることができます。完成したコースにビー玉を置き、手作りのクラブで転がしてカップインを目指して遊びます。家族や友人と一緒に、コースの設計から楽しむのも良いでしょう。
コツとアレンジのヒント
- コースに高低差をつける: ダンボールを重ねたり、丸めたりして坂道やトンネルを作ると、難易度が上がりより楽しめます。
- 複数のカップを設置する: 複数のゴールを用意し、それぞれのカップに点数を設定すると、ゲーム性が増します。
- 障害物を増やしたり減らしたりする: 遊ぶ人や気分に合わせて、障害物を簡単に取り外したり追加したりできるようにしておくと、飽きずに楽しめます。
- コースを連結する: 複数の小さなコースを作り、それらを連結させることで、さらに大きく複雑なコースに拡張することも可能です。
注意点
- ハサミやカッターナイフを使用する際は、怪我をしないよう十分注意してください。特に小さなお子様と一緒に作る場合は、大人が行うようにしてください。
- ビー玉など小さな部品を使用する場合、小さなお子様の誤飲に注意が必要です。必ず大人の目の届く範囲で使用してください。
- 手作りのクラブは、周りのものを傷つけないよう、柔らかい素材(新聞紙を丸めたものなど)で作ることを推奨します。
まとめ
空き容器やダンボールといった身近にある材料を使うことで、簡単かつ安価にオリジナルミニゴルフコースを作ることができます。作る過程も楽しく、完成した後も繰り返し遊べるため、おうち時間を有効に活用するのに適しています。ぜひ、ご家庭にある材料で自分だけのミニゴルフコース作りを楽しんでみてください。