空き容器と100均材料で！光と影を楽しむ手作りプロジェクター風おもちゃ
光と影で遊ぶ簡単手作りおもちゃ
特別な道具や複雑な工程は不要です。100円ショップで手に入る小さなLEDライトと、ご家庭にある薬の空き容器やペットボトルなど、身近な材料を使って、壁に絵や模様を映し出すプロジェクター風のおもちゃを手作りする方法を紹介します。暗い部屋で光と影の世界を楽しむ、ユニークな遊びのアイデアです。
必要な材料
- 空き容器（薬のボトル、小さなペットボトルなど、蓋付きのもの）
- 厚紙または薄いダンボール
- セロハン（好きな色のもの）
- 小さなLEDライト（ペンライト型など、容器に入るサイズで100円ショップで購入可能）
- はさみ
- カッターナイフ
- セロハンテープ、または両面テープ
- 鉛筆、定規
作り方
- 容器の加工: 空き容器の蓋の中央に、カッターナイフを使って光が通る穴を開けます。穴の大きさは、後で取り付ける厚紙の筒の先端部分と同じか、少し小さめにすると光が漏れにくくなります。蓋がプラスチックの場合は、滑らないように注意しながら作業してください。
- 筒の作成: 厚紙をカットして、空き容器の胴体部分にぴったりかぶせられる筒を作ります。筒の長さは、容器の高さより少し長めにすると良いでしょう。厚紙を丸めて筒状にし、テープでしっかりと固定します。
- 絵を映す枠の準備: 作った厚紙の筒の、容器にかぶせる側とは反対側の先端部分に、セロハンを貼るための枠を作ります。筒の先端に四角や丸など好きな形の開口部を作り、その周りにセロハンを固定できるような形状にします。厚紙の細い帯を筒の先端に貼り付けるなど、方法はいくつか考えられます。
- セロハンで絵や模様を作る: 好きな色のセロハンを、枠の開口部のサイズに合わせてカットします。カットしたセロハンに、はさみやカッターで星、ハート、動物などの絵や模様を切り抜いて描きます。複数のセロハンを重ねたり、色を変えたりするのも良いでしょう。
- セロハンを枠に貼り付ける: 作ったセロハンの絵や模様を、厚紙の筒の先端に作った枠にテープでしっかりと貼り付けます。光が漏れないように、隙間なく貼るようにします。
- 筒を容器にかぶせる: セロハンを貼り付けた厚紙の筒を、容器の胴体部分にかぶせます。筒がずれないように、必要であれば容器と筒の間に少しテープで固定しても良いでしょう。
- ライトをセットする: 空き容器の中にLEDライトを入れます。蓋を閉め、スイッチを入れて光を点灯させます。
完成イメージと遊び方
完成したおもちゃは、空き容器の中にライトがあり、その光が厚紙の筒とセロハンの絵を通して外部に照射される仕組みです。部屋を暗くして壁や天井に本体を向けると、セロハンに描いた絵や模様が光となって映し出されます。本体を壁に近づけたり離したりすることで、映る絵の大きさが変わる様子も観察できます。シンプルな構造ながら、光の面白さを体験できる手作りおもちゃです。
コツやアレンジのヒント
- 映写する絵は、セロハンを重ねて色を付けたり、複数の絵柄を作って付け替えられるようにしたりすると、より多様な光のアートを楽しめます。
- 筒の長さを変えたり、容器の代わりにトイレットペーパーの芯を使ったりするなど、手に入る材料に合わせて工夫することも可能です。
- 映写距離を変えることで、映る絵の大きさやボケ具合が変わることを観察すると、光の性質について学ぶきっかけにもなります。
注意点
- カッターナイフを使用する際は、必ず大人が作業するか、大人の監督のもと、怪我に十分注意して行ってください。
- LEDライトは、長時間直視しないようにしてください。また、小さなライトを使用する場合は、部品の誤飲にも十分注意が必要です。
- 熱を持つタイプのライトは使用せず、必ず発熱の少ないLEDライトを使用してください。
まとめ
身近な空き容器と100円ショップの材料だけで、光と影を使ったユニークな手作りおもちゃが完成します。簡単に作れるので、手軽に楽しむことができるでしょう。暗い部屋で壁に映し出される光の絵柄は、想像力を掻き立てるきっかけにもなります。手作りならではの温かみのある光の世界を、ぜひ体験してみてください。