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ダンボールと輪ゴムで手軽に楽しむ！簡単手作り射的ゲームの作り方

はじめに

家庭にあるダンボールと100円ショップで手に入る輪ゴムを活用して、手軽に楽しめる手作り射的ゲームを作る方法をご提案します。特別な工具や難しい技術は必要ありません。シンプルながら工夫次第で様々な遊び方ができる、繰り返し遊べるアイデアです。

必要な材料

この手作り射的ゲームを制作するために必要な主な材料は以下の通りです。

• ダンボール: 適度な強度のあるもの。ゲーム台の土台や発射部分に使用します。スーパーなどで無料で入手できる空き箱などで十分です。
• 輪ゴム: 弾として使用します。強度の異なるものを用意すると、飛距離や威力が変わります。100円ショップで様々な種類の輪ゴムが販売されています。
• 竹串または割り箸: 輪ゴムを引っ掛ける部分などに使用します。竹串は100円ショップで入手可能です。割り箸は家庭にあるもので構いません。
• カッターナイフまたははさみ: ダンボールをカットするために使用します。カッターナイフを使用する際は、カッターマットを敷くなど安全に配慮してください。
• ボンドまたはグルーガン: ダンボール同士を固定する際に使用します。木工用ボンドや段ボール用ボンド、速乾性のグルーガンなどが便利です。グルーガンを使用する際はやけどに注意が必要です。
• 油性ペンや色鉛筆など: ダンボールに印をつけたり、装飾したりするために使用します。

【標的として使用するもの】

• 紙コップ
• プラスチックコップ
• 空き箱（小さめ）
• 積み木やブロックなど、倒れやすいもの

これらの標的は、特別な準備は不要で、家庭にあるものや安価なもので代用できます。

作り方

ここでは、基本的な射的ゲームの発射台の作り方をご紹介します。

1. ダンボールで土台部分を準備する:

   • 土台となるダンボールを広げ、発射台のサイズを決めます。ここでは、幅15cm、奥行き20cm程度の長方形を基本とします。
   • この長方形をカッターまたははさみで切り出します。これが発射台の底面になります。
   • 次に、発射台の左右の壁となる部分を切り出します。底面と同じ奥行き（20cm程度）で、高さが5cm程度の長方形を2枚用意します。
   • 最後に、発射部分となるパーツを切り出します。これは幅15cm、奥行き5cm程度の長方形で、片側に輪ゴムを引っ掛けるための切り込みや部品を取り付ける部分となります。

2. 土台部分を組み立てる:

   • 切り出した底面の長方形の両側に、左右の壁となる長方形をボンドまたはグルーガンで垂直に貼り付けます。コの字型になるようにします。しっかりと固定されるまで待ちます。

3. 輪ゴムを引っ掛ける部分を作る:

   • 手順1で用意した発射部分の長方形パーツの片側に、輪ゴムを引っ掛けるための仕組みを作ります。
   • 簡単な方法は、その辺に複数の切り込みを入れる方法です。カッターナイフで、幅1cm、深さ1cm程度の切り込みを数カ所（例えば3カ所程度）入れます。これにより、複数の輪ゴムを同時にセットしたり、輪ゴムの位置を変えたりすることができます。
   • 別の方法として、竹串や割り箸の短い断片（1〜2cm程度）を、発射部分パーツの辺に数カ所、ボンドまたはグルーガンで固定する方法があります。この場合、輪ゴムは竹串/割り箸の断片に引っ掛けます。より丈夫で安定した引っ掛け部分を作ることができます。

4. 発射部分を取り付ける:

   • 輪ゴムを引っ掛ける仕組みを作った発射部分パーツを、手順2で組み立てたコの字型土台の開いている側の中央に、水平になるようにボンドまたはグルーガンで固定します。
   • 発射部分の高さや角度は、狙いやすさに関わりますので、調整しながら貼り付けます。

5. 仕上げと装飾:

   • 組み立てた発射台の全体がしっかりと固定されたら、油性ペンなどで装飾を施しても良いでしょう。点数などを書き込んでも楽しいです。
   • 発射台の手前に、輪ゴムを乗せるための小さなダンボール片などを固定しても良いでしょう。

完成イメージと遊び方

完成した発射台の手前に立ち、発射部分の輪ゴムに指を引っ掛け、狙いを定めて輪ゴムを発射します。少し離れた場所に紙コップやブロックなどの標的を並べ、倒れた数を競ったり、制限時間内にどれだけ倒せるか挑戦したりして遊びます。単純な構造ですが、輪ゴムの強さや引く力、狙う角度によって飛距離や精度が変わるため、奥深さがあります。

コツやアレンジのヒント

• 輪ゴムの選び方: 複数の強さの輪ゴムを用意し、標的の大きさや難易度に合わせて使い分けると面白いです。
• 標的の工夫: 紙コップに点数を書いたり、特定のコップを倒すとボーナス、といったルールを設けるとゲーム性が高まります。倒れにくい標的と倒れやすい標的を混ぜるのも良いでしょう。
• ゲーム台の拡張: ダンボールで簡単な壁や障害物を作り、標的の配置を工夫すると、より複雑で面白いコースを作ることができます。
• 連射機能？: 複数の輪ゴムをセットできるように、引っ掛け部分の切り込みや竹串の数を増やすと、少しですが連射が可能になります。
• 装飾を楽しむ: 油性ペンや折り紙、マスキングテープなどで発射台を飾り付けると、より愛着が湧きます。

注意点

• 輪ゴムを発射する際は、人や動物に向けて絶対に使用しないでください。特に目にあたると非常に危険です。遊ぶ場所や向きに十分配慮してください。
• 小さな子供が遊ぶ際は、必ず大人がそばで見守り、安全に遊べるように指導してください。竹串など尖った部分を使用する場合は、特に注意が必要です。
• カッターナイフを使用する際は、刃の扱いに十分注意し、怪我のないように作業してください。
• グルーガンを使用する際は、ノズル部分や溶けた接着剤に触れるとやけどをする恐れがあります。子供だけでの使用は避け、大人が使用する際も注意して取り扱ってください。
• 使用する輪ゴムの強さによっては、ダンボールが傷んだり、発射台が壊れたりすることがあります。無理な力をかけすぎないようにしてください。

まとめ

ダンボールと輪ゴムという身近な材料で、手軽に本格的な射的ゲームを手作りすることができます。作る過程もシンプルで、完成後すぐに繰り返し遊ぶことができます。標的を工夫したり、ルールを決めたりすることで、飽きずに長く楽しむことが可能です。安全に関する注意点に留意し、家族や友人と一緒に手作りの射的ゲームで楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。