100均紙コップと風船で簡単！手作り空気砲の作り方
空気砲とは？身近な材料で楽しむ手作りおもちゃ
特別な道具や難しい技術は必要ありません。身近にある紙コップと風船を使って、空気の力を利用したユニークなおもちゃ「空気砲」を手作りすることができます。材料は主に100円ショップで揃えることができ、製作工程もシンプルです。完成した空気砲は、紙などで作った的を倒す遊びや、空気の流れを感じる実験など、様々な方法で楽しむことが可能です。手軽に作れて、繰り返し遊べる空気砲の作り方をご紹介します。
必要な材料
手作り空気砲の製作には、以下の材料を準備してください。
- 紙コップ：1個（底がしっかりしているものが適しています）
- 風船：1個（大きすぎない、一般的なサイズの丸型風船）
- ハサミまたはカッターナイフ：紙コップの底を切り抜くために使用します（カッターナイフを使用する場合は保護者の方が作業してください）
- セロハンテープやマスキングテープ（必要に応じて、風船の固定に使用します）
詳しい作り方
手作り空気砲は、いくつかの簡単なステップで完成します。
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紙コップの底を切り抜く:
- 紙コップの底の中央にハサミの刃先を差し込みます。
- 底の縁に沿って、底全体を切り取ります。底がきれいに丸く切り抜けると、より効果的に空気が放出されます。
- カッターナイフを使用する場合は、紙コップを安定した場所に置き、怪我に十分注意しながら底の縁に沿って切り込みを入れ、底を外してください。切り口が滑らかになるように整えます。
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風船の準備:
- 風船を少し膨らませてから空気を抜き、柔らかくしておきます。
- 風船の口を結びます。空気が漏れないようにしっかりと結んでください。
- 風船の口と反対側の先端部分（丸くなっている側）をハサミで約1cmほど切り落とします。切り口が大きいと空気が漏れやすくなるため、切りすぎないように注意が必要です。
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風船を紙コップに被せる:
- 底を切り抜いた紙コップの、切り抜いた側に、手順2で先端を切り落とした風船を被せます。
- 風船の切り口が紙コップの開口部全体を覆うように、しっかりと引っ張りながら被せてください。紙コップの縁に風船の切り口がしっかりと密着することが重要です。
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風船を固定する（必要に応じて）:
- 風船が紙コップの縁から外れやすい場合は、セロハンテープやマスキングテープを使って、風船の切り口と紙コップの外側を数カ所固定します。テープでぐるっと一周固定することも可能ですが、風船のゴム部分に直接テープを貼ると破れやすくなるため、紙コップの外側にテープを貼るようにすると良いでしょう。
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装飾（任意）:
- 油性ペンで紙コップに絵を描いたり、シールを貼ったりして、オリジナルのデザインに装飾することができます。ただし、風船部分には絵を描いたりシールを貼ったりしない方が、ゴムの劣化を防ぎ長持ちします。
完成イメージと遊び方
完成した手作り空気砲は、底が切り抜かれた紙コップの片側に風船が張られた状態になります。紙コップの風船が張られていない側から筒状になっている部分を覗くと、向こう側が見える形です。
遊び方は簡単です。紙コップの筒状になっている側を持ち、風船が張られている側を人や動物に向けないように注意しながら、風船の張られた部分を指で弾いたり、内側に押し込んだりしてみてください。風船が元の形に戻ろうとする力で、紙コップの筒の開口部から勢いよく空気が放出されます。
この空気の勢いを利用して、ティッシュペーパーで作った軽い的や、紙コップを積み重ねたタワーなどを倒す的当て遊びが楽しめます。また、線香の煙や軽い羽などを空気砲の前に置いて、空気の流れを目で確認する実験も面白いでしょう。
作る上でのコツとアレンジのヒント
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コツ:
- 紙コップの底を切り抜く際は、できるだけ縁に沿ってきれいに切り取ると、空気の流れがスムーズになります。
- 風船を紙コップに被せる際は、風船の切り口が紙コップの縁に均等にしっかりかかるように強く引っ張ることが、空気が漏れにくく勢いよく出るポイントです。
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アレンジのヒント:
- 違う材料を使う: 紙コップの代わりに、トイレットペーパーの芯やラップの芯など、筒状の不用品を使っても作れます。芯が長いほど、空気の勢いが強くなる可能性があります。
- 筒を長くする: 複数の紙コップの底を一つだけ切り抜き、他の紙コップは底を切り抜かずに重ねてテープで繋げることで、筒を長くすることも試せます。より遠くまで空気を飛ばせるようになるかもしれません。
- 装飾を楽しむ: 折り紙やマスキングテープ、ステッカーなどで紙コップ部分を飾り付け、見た目にも楽しい空気砲にすることができます。
- 的に工夫を凝らす: 倒す的を工夫すると、遊びのバリエーションが広がります。例えば、キャラクターの絵を描いた紙コップを的にしたり、点数を書いた的を用意して得点式にしたりするのも良いでしょう。
使用上の注意点
- 完成した空気砲を人や動物の顔や体、目に向けたり、至近距離で発射したりすることは避けてください。思わぬ怪我につながる可能性があります。
- ハサミやカッターナイフを使用する際は、特に小さなお子様だけで作業させず、必ず保護者の方が安全に配慮しながら行ってください。
- 風船の破片や切り取った紙コップの底など、小さな部品が口に入らないように注意が必要です。遊び終わったら片付けをしっかり行いましょう。
- 風船は劣化することがあります。ゴムが白っぽくなったり、弾力がなくなってきたら交換することをおすすめします。
まとめ
100円ショップなどで手軽に入手できる紙コップと風船、そしてハサミがあれば、簡単で楽しい手作り空気砲を作ることができます。製作過程はシンプルでありながら、完成した空気砲からは空気の力を感じ取ることができ、的当て遊びなどを通して様々な発見や楽しみが得られるでしょう。材料の意外な活用法を知る機会にもなります。ぜひご家庭で試してみてください。